はる家 ならまち

今回は(も)本当にワケもなくただ家を出て何となく北向きの電車に乗って、電車の中でAdoga見てこの宿を選んで目的地がこの宿のある奈良になったっていう感じです。

 
ゆうても次の日に京都に用事があるんで宿はその周辺(関西圏)で、というのはあったんですけどね。

 

 
というワケで今回は奈良の「はる家」さんにお邪魔してきました。

 

 

 
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外観
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外観は古民家(豪商)の家のようです。
門構えが立派です。

 
このタイプの宿は大好物です!

 
現時点で最強・暫定No.1(netadi評価)であるゲストハウス、NARAMACHI HOSTEL も古民家を改造したゲストハウスですし。

 

 
奈良にはこういった古民家を改造した宿やらカフェが最近多くなってきてる感じがします。

 

 

 
なんせ奈良県は「東大寺の大仏殿より高い建物は立てたらアカン」(※諸説あり)条例があるし、ホテル建てようとして土地を掘り返したら歴史上重要な遺跡が出てきて工事が中断するしで大型ホテルの建造は難しい状況なのです。

 

 
奈良を舐めたらあきません。

 

 

 
受付
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受付兼、共有スペースは天井が広くて梁が露出していて日本古来(?)の建築美があります。
そして2階部分が吹き抜けになっています。

 
木造建築でこのような吹き抜けがあると何というか非日常的というか何というか。

 

 
一般女子が恋に落ちる三大シチュエーションの一つである非日常的空間がここにはあります。

 

 

 

 

 

 

 
で、チェックインしたんですが、ここで受付の方がさらっと

 

 
「ドミトリーからシングルルームにアップグレードさせて頂きます」

 

 
とにこやかにおっしゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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なんと、シングルルームへのチェンジの提案!

 

 

 
シングルルーム…。

 

 
イビキに悩むことなく、カーテンに隠れて潜むコトなく、夜中喋り声が聞こえるコトもなく、めいいっぱい自分の空間が満喫出来るあの憧れのシングルルームです。

 

 

 

 
これはテンション上がります!

 
だだ上がりです。

 

 
ここで素直に喜びを顔に出すとアレなんで、受付の人には

 
「アップグレードですか。ありがとうございます」

 
とポーカーフェイスで淡々と返しておきました。

 

 
これは航空会社から

 
「エコノミークラスからビジネスクラスにアップグレードさせて頂きたいんですけどよろしかったでしょうか?」

 
と言われた時に、死ぬほど嬉しいのにここではっちゃけると安っぽいビジネスマン(もはやビジネスマンじゃないけど)みたいに思われてしまうので、ビジネスクラス搭乗は慣れているテイを装って

 
「別にそれでも大丈夫ですけど?(何か?)」

 
と答えるみたいな感じです。

 

 
そもそも超一流のビジネスマンともなるとそんなドミトリーからシングルルームにアップグレードしたくらいではしゃいだりしないもんです。

 

 

 

 
で、後でこっそりWebで確認したらシングルルームは一泊4000~5000円なんで、半額以下でした。

 
これは何とも嬉しいサプライズです。

 
ドミトリーの部屋が丸々空いているのに掃除の関係で無理やりゲストが同じ部屋に詰め込まれる宿もあるのにこの対応は神ってます。

 
評価ポインツ、アップです。

 

 

 
部屋
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部屋(反対方向から)
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部屋はシンプルで狭くて天井も低くてテレビもないのですが、全然大丈夫です。

 
むしろ狭い方が落ち着きます。

 

 
屋根裏部屋のような感じで秘密基地感があります。

 
中2くらいまでのキッズが好きそうです。秘密基地。

 

 

 
布団はシーツが敷かれた状態で折りたたまれていたので敷設は15秒くらいでした。

 

 

 
シャワー
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風呂
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シャワーだけでなく昔懐かしい感じのお風呂もあります。

 
古くても綺麗に保たれているので居心地がいいです。

 

 

 

 
共用スペース(2階)
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共用スペースは受付のあたりのラウンジと2階に小さいものがあります。

 
2人居たら満員御礼です。

 

 

 
2階から1階部分を俯瞰(吹き抜け)
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レトロチックなストーブ
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裏庭
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最後、チェックアウトの時に宿のスタッフの方が玄関出たところまで見送って下さったんですけど、靴はかかと踏んだままでちゃんと履けてないし荷物はまだ整理出来てないしで一旦立ち止まって身辺整理をしたかったんですが、振り返ったらまだ見送ってくれてたので、意図とは違う角をささっと曲がって姿を消してから靴をちゃんと履いて荷物を整理しました。

 

 
上質な旅館なんかでも玄関先で数人の中居さんと女将さんが見送ってくれたりしますが、車乗ってまだナビとか設定してないまま「ではまた〜」ゆうてとりあえず旅館の駐車場出て角曲がった所でナビを改めて設定するような感じです。

 

 
日本のホスピタリティすげぇ!ぱねぇ!て感じですが、過剰です。

 
ゲストが逆に気を遣いますわこのお見送りシステム。

 

 

 

 

 

総評

 
この宿は奈良の市街地からそれほど離れていないし、混雑してなさそうだし、穴場です。
ブログで紹介して人気が出てしまうとやだなぁと思ってしまいそうな宿です。(読者少ないけど)

 
再訪は断然アリです。

 

 

 
総合評価 4.8
アメニティ シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、耳栓、館内着、
ファシリティ トイレ、風呂、シャワールームx3
ファシリティ(部屋) コンセント、ルームライト、エアコン、洗面台
サービス お茶、コーヒー
部屋 205 (ドミトリーからシングルルームへアップグレード)
料金 1892円
予約 Agoda
宿泊日 2017/12/18
チェックイン 16:00
チェックアウト 11:00
外国人:日本人比率 4:1
Web https://www.yado-haruya.com/

 

 

 

 

 

 

 
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“はる家 ならまち” への1件の返信

  1. >京都の町屋系はる家より良さそう。

     
    京都のはる家も良さげです。
    今度の潜入調査の候補の一つです。
    来年早々から4月まではまた京都住まいになりそうなので、ほぼこのブログは京都編になりそうです。

     

     
    >しかし、激戦区になると質も上がりますね。
    >もっと地方都市に・・・

     
    地方都市のゲストハウスの層の薄さったらないですね。
    もう漫画喫茶かサウナかネットカフェでいっか!てなってしまいます。

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