今回の宿は尾道の坂の上にあるアロ恵の家です。
ここからアロ恵の家が最安で予約できます
ここに泊まった理由は潜入リクエストがあって調査してみたら、とってもファンタジーな宿だったんでいつかチャンスがあれば泊まってみたかった宿でした。
インターナショナルゲストハウス・タニハウスと同じ香りのする脱力系ゲストハウスです。
ここは… 良いか悪いか意見が分かれる宿だと思います。
ここに行く前には妥協はせずに自分に合うかどうか充分吟味して予約するコトをお勧めします。
この宿の情報はいろいろネット上に転がってるので、行ってから「こんな感じだとは思わなかった!」と文句いうのはそりゃ情弱というものです。(毒)
万人にお勧め出来ませんが、普通のホテルや旅館などに辟易とされている方には新鮮な体験が出来ていいんじゃないでしょうか。
自分はゆうて満喫出来ましたけどね!
尾道駅からアロ恵の家までは細い坂道で、尾道の駅からは結構距離があります。
アロ恵の家に行く途中の道ではたくさんの猫と出会います。
猫
尾道はネコが多いので癒されます…。
猫
懐かれるとまんざらでもない小生です。
猫
アロ恵の家に行くまでに5匹くらいモフってやりました。
猫
道すがら猫をモフったり、寺を拝観したりしてたら到着まで結構時間がかかりました。
外観
玄関
ちょっと初見では宿の場所が分かりづらいですが、ちゃんと看板が出ています。(小さいけど)
受付が何処か分からないので一番手前のドアを開けて「すみませーん!」と声を掛けると、しばらくしてアロ恵さん(仮名)が出てきてくれました。
この日は泊まるゲストが自分1人だったのでアロ恵さんにフルに手厚く館内のインストラクションを受けました。
宿に直接申し込むと2500円ですが、アゴダで申し込むと2400円とちょっと安いです。
ただクレジットカード事前決済の方が喜ばれます。
自分はお釣りが用意されてなかったので1万円札が崩れるまで(後述のカレー屋まで)は未払いの状態でしたが領収書貰いました。(ユルユルその①)
ちょっと今回は書くコトが多いしいろいろと話を聞いて宿の詳しい諸事情が分かったんで、趣向を変えて項目別に箇条書きで書いていこうと思います。
ただ文章にするのが面倒になったんですがね
【ゲストハウス】
尾道の古民家そのもの。(築60年だったかな?)
部屋の灯りは裸電球。
結構な熱を持っていて触ると熱い。
エアコンがない。
この日は涼しい風が入ってきてたが、夏になるとヤバそう。
逆に冬になるとどうなるのだろう?
チェックインとチェックアウト時間は予約サイトによってまちまち。(ユルユルその②)
だいたい15時チェックイン、10時チェックアウトでほぼ大丈夫。
(ユルユルなんでアロ恵さんも気にしていない模様)
巴(ともえ)という部屋に泊まったが、最大10名のキャパというコトなので布団を10組敷くと、一番奥の人はトイレに行く時に人を跨いでいくコトになる。(ユルユルその③)
部屋(巴(ともえ))
部屋(巴(ともえ))
中部屋
中部屋
洗濯機の利用が無料(らしい)。
著名な先生による内装の装飾。
更に宿泊客による自主的な内装のリノベーション。(ユルユルその④)
おそらく繁忙期はプライベートスペースが全く無いのが難点。
ほぼアロ恵さん一人で切り盛りしている。
ゲストハウスに居候の大学生がいて、忙しい時にはヘルプに入るらしい。(ユルユルその⑤)
ベランダからの眺望が素敵。
窓からの眺め
いろんなオブジェや調度品が置かれている。
夜にチェックインするとちょっとびっくりするかも。
小上がり
【トイレ】
トイレは自由落下式無水洗トイレ(俗にいうぽっとん便所)。
芳香は意外なほどなかった。
トイレ
【立地】
映画「転校生」にアロ恵の家が映っている。
隣には有名なネコノテパン工場がある。
(尾道のネコもこのパンが大好きなようで持ってたらネコ窃盗団によく襲撃されるらしい)
ちょっと前に逃走犯が向島に潜伏していたコトで風評被害をうけている。
【セキュリティ】
玄関に鍵がなく、セキュリティボックスもなくてセキュリティがほぼゼロ。(ユルユルその⑩)
立地的に犯罪が少ないようで、性善説で成り立っている模様。
男女混合ドミトリーではちゃんと男女別に配置は最低限の配慮はされるらしい。
【風呂】
風呂にシャワーはなく、浴槽に水を溜めて沸かすタイプ。
髭剃りは使い古しと新しいモノが置かれていたが誰かの所有物っぽい感じ。(ユルユルその⑥)
着替えは台所で行う。(ゲストが多い日はこのシステムが機能するのか疑問)
タオルは無料貸出らしい。(ネット情報。確かにタオル置いてたけど事前に説明なし)
【カレー屋】
夜、アロ恵さんの経営する尾道和くらぶアロ恵(カレー屋さん)におよばれした。
アロ恵さんが以前尾道高校で給仕していた時に作っていた「尾高カレー」(700円/学生500円)を頂いた。
尾高カレー
カレー屋さんといってもほぼほぼスナックである。(ユルユルその⑦)
カレー屋外観
カレー屋店内
乾きモノのツマミとビールも頂いた。
アロ恵さんに尾道の昔の歓楽街を案内して頂いた。
その後、風月できつねうどんといなり寿司をごちそうして頂いた。
【アロ恵さんについて】
アロ恵さんは昔、木月ヤエというジャズシンガーだった。
しかも若い時は結構美人だった。(アルバム見せてくれた)
性格的にユルくて大雑把な感じ。(ユルユルその⑧)
細かいコトは気にしないタイプ。
投資の話にがぶり寄ってきた。
アロ恵とはハーブのアロエの由来である。
決してオーナーの名前ではない。
ゲストハウス3棟、カレー屋を経営しているので坂道を登り降りしているので結構タフ。
かなり人好きで人柄もいい感じ。
初動を誤ると対人関係はどうなるかは未知数。
ここは色んなサイトの口コミを見る限り、やはり得手不得手があるようなので、しっかりと情報を把握して予約した方がいいです。
こういうユルい系の宿は好物なんですが、2000円を超えてるので評価点が下がっています。
総合評価 3.7
アメニティ ボディソープ、シャンプー、洗顔フォーム、髭剃り、石鹸、貸タオル
ファシリティ WiFi、トイレ(重力自由落下式)、ドライヤー、共用スペース、風呂、キッチン、漫画、洗濯機
ファシリティ(ベッド) ACコンセント
サービス コーヒー、蚊取り線香
セキュリティ なし
部屋(ベッド番号) ベランダ屋根に一番近い場所の布団
料金 2400円
予約 Agoda
宿泊日 2018/6/27
チェックイン 15:00(だいたい)
チェックアウト 10:00(だいたい)
外国人:日本人比率 0:1
Web http://www.aloeshouse.com/index.html (ユルユルその⑨)
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netadi様
まさかの評価点3.7w
いやわからないもんです。
アロ恵さんの接待力の賜物でしょうか。
>着替えは台所で行う。
女性もですか?
>エアコン無し。逆に冬になるとどうなるのだろう?
部屋の中で張れるテントを用意されているようです。
>尾道和くらぶアロ恵
去年開店したお店のようですが、
夜予定のないゲストは連れていかれる感じですねw
尾高カレー、物凄く力を入れているみたいです。
>ゲストハウス3棟、
アロ恵の家東土堂店、長江店以外にもう一軒あるということですか。
長江店は一昨年の6月、カレー屋は去年開店なので
近年積極的な展開を見せてるんですね。
結構やり手なのかも。
>ユルユル
公式のHPにはBackpacker&Rider’s Houseとなっているのですが
全体的に今時のゲストハウスより昔ながらのライダーズハウスに近いのかなと思いました。
施設はともかく、アロ恵さんのキャラで常連が多そう。
アロ恵さん&同室になったゲストとの関係次第で居心地が大きく変わりそうですけど、
予約サイトの口コミのようにはひどくない感じですね。
貴ブログ、本当に最高です。
これからも楽しい記事楽しみにしております。
3.7点というのはアロ恵の家はアロ恵さんのキャラによる賜物ですわ。
やっぱりタニハウスみたいに好き嫌いが分かれると思います。
>>着替えは台所で行う。
>女性もですか?
そうなるでしょう。結構こういったユルい宿多いです。
>予約サイトの口コミのようにはひどくない感じですね。
情報を調べずに行くと予約サイトの口コミみたいに悪い評価が先行するんだと思います。
分かり切った上でそれを楽しめる人でないと無理なのかと。
一人できりもりされてるんで、やっぱりユルユルで雑なのは確かですが。笑
アロ恵さんのキャラは本当に面白かったです!
是非ご宿泊を!!